インテル社の8080マイクロプロセッサで用いられていた、最もシンプルなレジスタ構成を示します。演算レジスタ(アキュムレータ、フラグレジスタ)、汎用レジスタ(データ、アドレス、演算値での一時などの記憶に用いる多用レジスタ)、スタックポインタ、プログラムカウンタ。
1.1命令レジスタ、演算レジスタ。
命令レジスタは、命令デコーダに信号を引き渡すための一時記憶用レジスタである。演算レジスタは特別なレジスタを持っているのではなく、汎用レジスタをアキュムレータとし、ほかの汎用レジスタと組み合わせて演算レジスタを構成しているのです。
1.2フラグレジスタ
フラグレジスタは、各ビットがいろいろなCPU状態を示すレジスタです。
1.3スタックポインタ
実行順次制御命令での、コール/リターン命令で用いるスタックポインタは、アドレス値をもつスタック専用レジスタです。
1.4プログラムカウンタ
プログラムカウンタは、CPUの現在の命令実行位置を記憶しているメモリです。
2、命令デコーダと制御信号生成回路
1.1命令デコーダは、符号化されている命令レジスタ内容(器機語データ)を解読し、制御信号生成回路の入力信号としてデコードするための命令復号化回路ということになります。
1.2制御信号生成回路
CPU内部の各機能ブロッく(演算回路、アドレス制御回路、汎用レジスタなど)が動作実行するための制御信号を出力します
3、演算部の構成
Z80の演算部は、アキュムレータ、レジスタ、演算回路(ALU)、フラグレジスタ
5、メモリの役割
CPUとともに用いるメモリ種類には、ROM とRAMの2種類があります。ROMには、コンピュータが動作するために必要な動作手順などの基本プログラムや固定データなどを格納します。RAMは、実行プログラム、作業プログラム、演算子、演算データ格納などのメインメモリとして使用しています。